リスキングという言葉を昨今、よく聞きます。
振り返れば、まだそんな言葉が無かった時代に、2回リスキングをしました。(いずれも自費です)
その内の一つが、20代後半の社会人留学でした。
本年は、その社会人留学から20年の節目の年です。
留学は、アメリカのカリフォルニア大学サンディエゴ校で、ABA Approved Professional Certificate in Paralegal Studiesのプログラムを受講し、Certificateを取得するというもの。大学院に進学するには予算的にも時間的にも厳しい、しかし当時はキャリアにも役立てるため英語+αを学びたいと感じていました。当時、就いていた外国特許事務の仕事にも関連した内容だったため親和性を感じ、留学準備を進めました。
<準備編>
Paralegal Certificate Programがある学校を探すため、American Bar Associationのサイトでサーチ。行きたい州、大学、期間を考慮し絞り込んでいきます。
カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)では、Accelerated programがあり、通常1年かかるとこと9時~16時のフルタイム受講にはなるものの、3カ月で終了できるプログラムが見つかりました。予算的な問題で期間は短く、最大の効果を得る必要があったため、UCSDに的を絞ります。
大学のホームページでは、留学生を受け入れているか分からなかったため、大学に直接問い合わせたところ、留学生を受け入れているとの回答を得て、準備を進めていきました。留学準備に費やした期間は、約1年です。
<出願必要書類>
出願に必要な書類は、大卒の資格、エッセイ、推薦状3通(学業、職業上の関係者から得ること)、TOEFL 580点以上。書類通過後は、現地で国語(英語)の試験で80%以上を取得、面接を行い、合格すれば受講が可能となります。
※情報は、2004年当時のものです。最新情報をご確認ください。
<仕事の対応>
留学するにあたり、退職しようとしていたところ、当時の上司は休職を薦めてくださいました。今でも感謝しています。不在中の仕事は、当時勤務していた特許事務所に出入りされていた弁理士試験受験生が引き受けてくださることになり、仕事の心配をすることなく留学することができました。その後、自分のキャリアの中で何度も教えることとなる内外事務の仕事をお伝えし、徐々に引き継ぎを進めていきました。
次のブログへと続きます。
#英語 #留学 #パラリーガル